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人生の無駄をゼロにする”瞑想”超入門

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日々時間を大切にして、努力を重ねている人にとって、移動時間や待ち時間といった無駄に思えてしまう時間は悩みの種。「この時間で何かが出来た筈だ」真面目な人程、ついついそんな考えを巡らせてしまいます。

本などが読めればまだ良いのですが、中々そうもいかない時もある。そんな時に使えるのが今回のテーマである瞑想です。

瞑想と聞くと、スポーツの世界や禅の世界でささやかれるワードですが、この瞑想、実は脳機能の向上や、メンタルの改善など様々なメリットがある事が分かっています。

しかも瞑想に対して疑り深かった科学者達によって証明されているので、信ぴょう性が高い。私も最初は効果があるなんて思っていませんでした(笑)

この瞑想の良いところは、なんといっても道具や動きがほどんど必要ない。
ちょっとした待ち時間や移動時間に瞑想を取り入れる事で「この時間無駄だなぁ」といった時間を利用して自己を磨く時間へ変える事ができます。

今回はそんな瞑想を取り入れる為の基礎のお話です。

目次

  • 瞑想のメリット
  • 超簡単!呼吸瞑想のやり方
  • 何故瞑想がおすすめなのか
  • まとめ

瞑想のメリット

冒頭でお話しした通り、瞑想には様々な効果がある事が分かっています。

  • 頭が良くなる
  • ストレス解消
  • 睡眠の質向上
  • 免疫力の向上
  • 集中力の向上
  • 感情制御
  • メタ認知

ざっと挙げてもこれだけの効果があります。今回はこの中から選抜して一部をご紹介致します。ここで重要なのは”自分磨きになる”という事です。

頭が良くなる

瞑想の効果の一つに、脳機能の向上があります。

具体的に、ワーキングメモリと呼ばれる一時的に記憶を保存しておく場所の性能が向上。脳の神経伝達スピードが向上したりと、瞑想には脳機能を鍛える効果がある事が分かっています。

集中力の向上

瞑想は呼吸や音、体の感触などの特定の要素に意識を集中させるトレーニングの一種です。

トレーニングを重ねる事で目の前の事に対して意識的に集中する事が出来るようになり、日常の集中力が増す効果があるとされています。

感情制御

これは一番効果の検証がされている項目です。まず第一にストレスや不安の減少効果があり、アメリカ海軍でもストレス対策に利用されているなどの実績もあります。

また、感覚に集中する力が付く事でメタ認知(自己の分析)が出来るようになり、客観的に自身の感情や気持ちの振れ幅などを認識出来るようになります。これが出来るようになった結果、自身の感情をコントロールし、感情に振り回されにくくなる効果があります。

このように、科学的に証明されたメリットが多数存在し、前述のアメリカ海軍や「google」「apple」などの企業でも取り入れている程注目されているのが瞑想です。

これを隙間時間に行えれば、人生の無駄な時間は無くなる!
瞑想には色々な手法がありますが、今回は少しの時間でどこでも出来る簡単瞑想法「呼吸瞑想」をご紹介致します。

超簡単!呼吸瞑想のやり方

では具体的に、瞑想のやり方についてお話ししていきます。

まず手順ですが、簡潔にまとめると以下の2点になります。

  1. 背筋を伸ばす
  2. 呼吸に集中する

基本的にはこれだけです。

流石にこれだと簡単過ぎるという方の為に流れの一例をご紹介致します。

準備

出来るだけ静かで、リラックスできる部屋等に座ります。椅子でも、床座りでも大丈夫です。座り方にも特にきまりはありませんが、背筋は伸ばしてください。照明はやや暗めがおすすめ。タイマーが使用できる場合はセットをして、スタートしていきます。

意識を呼吸に集中する

目は閉じていても開けていても良いです。鼻で数回深呼吸をして、鼻の中を空気が通る冷たい感覚を探して下さい。

見つけたらその感覚に集中しながら、深く呼吸をしていきます。頭を空っぽにするように、ぼーっと呼吸だけに集中しましょう。

途中で気がそれる事があります。その時は再度ゆっくりと呼吸に意識を戻します。以降これの繰り返しです。

気がそれても気にする事はありません。それた時にゆっくりと意識を戻す、その時に集中力が磨かれるので、気にせずただ意識を戻しましょう。

簡単な瞑想でムダ時間ゼロへ

メリットの大きい瞑想のご紹介をしました。冒頭でも述べたように、瞑想は人生のあらゆる隙間時間を有効活用する可能性を秘めたトレーニングです。

どこでも出来る

瞑想は場所を選びません。今回ご紹介した方法は座るモノですが、立ちながらする瞑想。歩きながらする瞑想。瞑想には様々な手法が存在します。

私の知る限り、瞑想を取り入れられない場所は存在しない筈です。

いつでも出来る

次に、瞑想は時間を選びません。1分でも、5分でも時間が空けば実践出来る。道具も場所も選ばない瞑想ならば時間が空いたら即実践が簡単に行えます。

習慣にするメリットが大きい

いくら手軽で簡単だと言っても、メリットがなければそれは無意義な時間を過ごすのと変わらない。しかし、瞑想には前述の通り、科学によって証明された様々な効果が存在します。

しかもこの効果は、習慣として継続すればするほどに効果が高くなると言われています。隙間の無駄時間を有効活用し取り入れる事で、無駄を無くすだけではなく、長期的なメリットを得られる。それが瞑想の凄いところです。

まとめ

もちろん瞑想は本来、時間を決めて行うモノです。ただ、最初から一日のスケジュールに落とし込み実践するのには意志力や、本当に効果があるのかという疑念の問題が発生します。

そこで今回ご紹介したように、人生でどうしても無駄に感じてしまう時間。その時間の活用法として取り入れる事で全ての時間を自分の為に使い、なおかつ長期的な良い習慣として瞑想を受け入れていく。そんなプロセスをおすすめ致しました。

私も最初は時間を取ってやっていていましたが中々続かなかった時期がありました。

そこで、無駄だと思う時間を活用しようと移動中や、ちょっとした待ち時間などに姿勢を正して呼吸に集中する。そんな習慣を身に付けてから特に感情のコントロール面で変化を感じております。

メンタルに影響する事が起きても仕事に響かなくなり、瞑想や運動といった良い習慣を続ける忍耐性が身に付いて、今では継続して行う事が出来るようになっています。

誰しも良いと分かっていても最初は努力が続かないモノ。であれば、今無駄だと感じているモノを活用してコスト0、ロス0で始める。そんな捉え方で、是非試してみてはいかがでしょうか。

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