こんばんは。絵空です。
新しい事を始める時、私はとても不安を感じやすい性格です。「上手くいくのだろうか」「失敗したらどうしようか」など必要以上に心配して頭の中が一杯になってしまいます。
そんな私が、こうしてHPを作成したり、新しくライターの活動を始められるようになりました。今回は『不安の正体』についてのお話です。
- 不安は『やる気の裏返し』
- 不安は『知性』
不安は『やる気の裏返し』
新しい事を始めよう。夢に向けて挑戦してみよう。そんな決意をしたもののいざ行動に移そうとした時に襲ってくるのが『不安』です。お金、時間、手間、様々なリスクが頭をよぎり、行動出来なくなってしまう。
そもそも何故不安は襲ってくるのでしょうか。不安は体の反応上、興奮状態と非常に近いです。不安も興奮も心拍数の上昇やコルチゾールの増加を起こしています。この性質を活かして「興奮してきた!」と無理矢理に興奮状態と脳に勘違いさせて不安を払拭するテクニックもあるくらいです。
興奮も不安も外部の要因が精神に影響して起こる感情です。新しい事を始めようとした時に起こる不安は
「何か足りない事はないか?」「準備は本当に万端だろうか?」「他に方法があるのではないか?」
と警告を発している状態です。
もし、この警告を会社などのコミュニティで皆さんが発信していたとしたら、周囲からはどう映るでしょうか。とてもやる気に満ち溢れた人だと私は思います。
不安は私達の行動に、足りない面がないかどうかを今一度確かめろという脳からのメッセージです。この場合、不安は知らない事を無くせば安心して消えてくれます。
例えば、不安でなかなか一人暮らしが出来ないなら。
- 家賃や光熱費などの具体的な金額
- やらなければいけない家事
- 引っ越しの際の費用の概算
独立起業を考えている人が、独立後の生活に不安を抱く。
- 最低限生活していく為の費用
- 最悪のシナリオ
- それを避ける為の対策は何かあるか
- 上手くいかなかった場合はどのくらいの期間は大丈夫か
このように具体的に想定、計算する事で不安が段々と減っていく。分からない事は既に実践している人に話を聞いたり、調べたりすれば良い。幸い情報が溢れる時代。調べる事でいくらでも情報が手に入ります。
この時点で思っていたよりも金額が安いなど、不安が無くなる事もありますし、この時点でまだ不安であれば、将来のメリットとの天秤にかけて判断していけば良い。
不安は『知性』
リスクとメリットを冷静に見つめられるようにするのも不安の仕事です。自身の高い知性が、危険を避ける為に活動してくれている。物事を決める時の頼もしい味方です。
実際に不安傾向が高い人はリスクを上手く避け、最終的に大きな利益を得る結果となる研究も多い。
不安は力です。
- モチベーションを支えてくれる
- 今一度よく準備するように手助けをしてくれている
- 足りない情報がある事を知らせてくれる。
- 決断の手伝いをしてくれる
不安は自分の味方だという意識を持つ事で、むしろ心強いメッセンジャーとなってくれるのです。