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ブログの書き方ってどうだっけ―マーケターの振り返り―

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「さあ、久々にブログ書くぞ! マーケターとして数々の記事を見てきた自分なら大丈夫だ!」、、、「……書けない!(泣)」

ご無沙汰しております。絵空です。

ブログ記事が書けない。こんな悩みを抱えてはいませんか?
私も久々の投稿記事を書こうとして、Wordpressを開きいざ! というときに実際に上記のような事が起こりました。お恥ずかしい限りですが、自身で長らく書いていなかったので自分でコンテンツを作成するコツのようなものを見失ってしまったようです。

ブログも仕事も一緒で、やり方や考えなどを体系化して残しておく事で人の記憶に頼らずにワークをこなす事ができます。今回はブログ記事の作り方マニュアルのような形で、読者の人たちのお役に立つためにも残してみようかなと思います。(自分が一番の読者となりそうです)

タイトルの考え方・書き方

タイトルの基本

読者がこの記事を読むかを決める上でもっとも重要とも言えるのがトップコピーであるタイトルです。
ここが目にとまるかどうかで記事が読まれるかどうかが決まると言っても過言ではありません。

読みたいと思ってもらうためにも読みたい理由が伝わることが大切です。

  • 「得」であることが伝わる
  • 「最新」であることが伝わる
  • 「好奇心」を刺激する

またタイトルにはこの記事やコンテンツを利用するとどんな結果が得られるのかを数字等で示す「具体性」と、自分もできるかもと思ってもらえるような「簡便性」を示すことが大切です。

タイトルの例文

具体性(数字や結果)を示す例

受講者の79%が、1年で売上成績を2倍にアップ!
スタートアップベンチャーで営業を勝ち取る人がおさえている5つの習慣

簡便性(再現性や簡単そう)を示す例

1日5分の継続で73%が1年以内に年収アップする営業トレーニング
凡人営業マンがトップ営業マンに羽化するセールス極意

タイトルを決める時には、まずパターンに沿ったものを作れるようになりましょう。慣れてくればタイトル作成の具体的なステップから、キャッチコピーをサクサク作れるようになります

私はタイトルの型として「ザ・コピーライティング」を参考にしております。米国の伝説的コピーライターとして活躍し続けたジョン・ケープルズが科学的に広告を分解し、型として載せているバイブルです。書き出しや本文を書く際にも参考にすべき考え方や技術が載っているので是非読んでみてください。

書き出しの考え方・書き方

書き出しの基本

書き出しは読者がはじめに読む冒頭部分です。
一番に目に飛び込む部分のため、どんな記事で誰に向けたものなのか、この記事を読んでどんな悩みを解決できるのかを簡潔に提示します。私の場合は最初に名乗りや一言紹介を入れ、どんな人が書いているのかを読者がイメージできるように書いてます。

この書き出しで重要なのは自分がどう感じているのかといった「共感」と、取り上げる悩みや課題についてどういう捉え方をするのか「定義」を示すことです。

どれだけ多くの人にブログ記事やサイトコンテンツに興味を持ってくれるか、読んでもらえるかのフックとなる部分となるので読むとどんなメリットがあるのかの「解決できること」を伝えるのも大切です。

書き出しの構成

  1. 名乗り
  2. 悩みを取り上げる
  3. 解決できると伝える
  4. こんな人向けと提示
  5. 内容に触れる
  6. 根拠の提示
  7. 是非読んで下さい!を発信

書き出しの例文

こんにちは、○○です!(名乗り)
「〜したいけど、〜できない…」と悩んでいませんか?(悩みを取り上げる)
そんな方に向けて、〜できる記事を書きました!(解決できると伝える)

この記事はこんな人におすすめです!(こんな人向けですと提示 )
————————————
 ・こんな悩みをもっている人
 ・こんな事をやっている人
 ・こんな事を学びたい人
————————————

本記事で紹介する「○○」を実践すれば、〜〜できます!(内容に触れる)
なぜなら、実際にこの方法で〜〜できたor効果があると証明されています。(根拠の提示)
記事前半では○○を、後半では○○を解説するので、是非読んでください!(是非読んでください!を発信)

本文の考え方・書き方

本文の基本

本文は読者が要点を掴みやすくするために小見出しを有効活用する。
小見出しは文中に散りばめられるキャッチコピーです。ここではこれを言っていますよ、ということを示すことで読者がより読み進めやすくすることができます。

本文の内容は構成の型をベースに伝えたい事を伝えていく。代表的なPREP型と呼ばれる型で、言うべき点を確認していきましょう。

  • 言いたいのはこれです(結論)
  • なぜならば(理由)
  • こう研究結果から読み取れる・実行した結果こうだった(根拠)
  • だからこれを言いたい(再結論)

これらを簡潔かつ具体的に述べられるように意識します。文をあまり長くしすぎず(最大5行まで)、リズムよく読み進められるように意識することも大切です。

本文の構成例

PREP型

  • 結論(Point)
  • 理由(Reason)
  • 根拠・具体例(Example or Evidence)
  • 再結論(Point)

構成の型を使っていけば素早く読みやすい分を作成することができます。
書き終わったら下記リストを参考に、出来上がった文章をチェック・校正することもお忘れなく。

  • 主張は明確になっているか?
  • 説得力のある理由を示せているか?
  • 根拠のデータに間違いはないか?
  • 理由を提示する順番は効果的か
  • 再結論は重要な部分を伝える内容か

本文の質を上げることは、そのまま読者へ提供する価値が向上することに直結します。せっかく読んでもらえたなら、満足してもらえるように伝わりやすさを意識してライティングを。

まとめの考え方・書き方

まとめの基本

まとめの目的は、最後に記事の内容を要約して整理することと、スムーズに読者がその後のアクションににつなげられるよう促すことです。

まとめの文章が長すぎると読者の負担となるため、15~20行のボリュームで抑えて書きます。

まとめを簡潔に書くために、箇条書きで本文を整理する。再度どんな結果を得られるのか伝えるなどのテクニックも有効です。

まとめを簡潔に伝えることができれば読者が記事で得た知識を使って行動を起こしやすくなります。
せっかく記事を読んでくれたのならその先に活かしてもらえるようにまとめを整理しましょう。

まとめ(例文兼まとめ)

本記事で、タイトルと書き出し、本文、まとめまでの振り返りを行いました。
簡潔かつ分かりやすく記事の内容を伝えることは、記事を読んでもらえるだけでなく、その先の読者の行動を変え、社会を変えていける可能性を秘めています。

いかがだったでしょうか。今回挙げさせてもらった構成などのフレームを上手に活用し、読者にとって分かりやすいコンテンツを今後も作っていきます!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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