こんにちは。絵空です。
最近書いている仕事環境シリーズ。実は私自身もゴールデンウィーク中に自宅の模様替えを行う為、仕事部屋をどうしようかと悩んでおります。
仕事環境は生産性に直結する大切な要素です。
その中でも即効性がある方法の一つが「観葉植物を置く事」。
実は執務スペースに観葉植物を置くだけで、様々なメリットがある事が研究により分かっています。人は本能的に自然との繋がりを求める生き物。自然を感じられる観葉植物を置き、繋がりを感じる事で脳が様々なポジティブな働きを始めます。
今回はそんな観葉植物のお話しです。
効果ありとされているメリット
観葉植物には下記の通り、
脳の働きが活発になる。心身の健康状態を改善する効果があるのが分かっています。
- 良いアイデアが浮かびやすくなる！
- 集中力が上がる！
- 病気にかかるリスクが軽減する！
- ストレスの軽減！
- メンタルの改善！
- 肌乾燥の予防！
改めて見ると、メリットがかなり多いのが分かります。
バイオフィリアが効果を生む
上記の通り、自然と触れ合う事で人は能力を発揮したり、メンタルが安定する事が分かっています。これは私達人間が自然との繋がりを本能的に求めている事が要因です。この感覚・考え方の事を『バイオフィリア』と言います。
元々、人間は歴史の中で自然と触れ合い進化を遂げてきました。その為、視覚、嗅覚、触覚等によって自然の情報を取り入れる事で脳がリラックスしたり、機能を改善させたりする訳です。
このバイオフィリアは強力で、自然に触れ合う機会の増減が子どもの発達や精神疾患に関係しているというデータもある程です。
観葉植物を置く事で自然との接触を機に、様々な効果を引き出してくれます。デスクに鉢植えを置くだけでもバイオフィリアは満たされるとの事なので、試してみる価値は大いにありそうです。
植物自体の効能
また、植物自身の効能も作用します。
植物の空気浄化作用や、香りによるリラックス効果など、植物によっては副次的な効果が期待出来るのもポイントです。
1989年にNASAが行った研究によれば、一部の観葉植物はベンゼンやホルムアルデヒドといった発がん性のある有機化合物を吸収するとの事。確かに植物が部屋にあるだけで空気が澄んでいるような感覚がありますよね。
手入れが面倒ならば写真も効果あり
そうはいっても忙しくて植物の手入れが出来なかったり、枯らしてしまう心配があります。そんな時は自然の写真を飾っておくのも手です。
実は写真を眺めるだけでもストレス軽減や、集中力アップの効果がある事が分かっています。手入れや副次効果も楽しめる植物を置くか、手間を最低限にする為写真を飾るかは好みが分かれるところなのでお好きな方を是非選んでみてください。
まとめ
人は本能的に自然を愛し、自然と触れ合う事で様々な精神的効果を得る事が出来ます。集中や創造力、ストレスの軽減に健康改善。
良い事尽くめの上、観葉植物はメジャーで大変優秀なインテリアでもあります。この機会、デスクに鉢植えを置いてみてはいかがでしょうか。